引渡し時の室内の様子

前回のブログで書きました、ベトナムにある物件の引渡しが無事に完了しました。

 

そして、現在賃貸募集をする上での準備に取りかかっています。

日本人含め外国人駐在員をターゲットにする物件であれば家具家電をそれなりに充実させる必要がありますが、当該物件はローカルの方々をターゲットにしているので、余計なものを付けずに最小限の設備を整えて、その分多少賃料を安くする方が現状のニーズに合っているとのことなので、必要最低限の家具家電を揃えるまでにとどめ、初期費用を抑える方向で進めることにしました。

 

実際に必要最低限の家具家電とは何かというと、以下の3つだけでした。

・各部屋のエアコン(3台)

・給湯器(2個)

・物干し竿

 

そして、現地で取ってもらった見積もりが約20万円程度。

当然、見積もりにはエアコンや給湯器それぞれの値段が記載されているのですが、いかんせん現地の相場が分からないのでそれが高いのか安いのかの判断ができないのが正直なところでした。

とはいえ、分からないからと二つ返事でOKを出すのは後学のためにも良くないと思ったので、インターネットで調べてみることにしました。

 

すると、LAZADAというベトナム版Amazonのようなサイトに辿り着くことができたので、価格を調べてみたところ、見積もりに記載されていた金額は全て妥当な価格だったので、そのまま進めてもらうことにしました。

 

ご存知のように、インターネット上には情報が溢れかえっています。

例えば、「海外不動産」と検索するだけでも、ポジティブなものからネガティブなものまで様々な情報が出てきます。調べるワードが抽象的であればあるほど、情報の量は増え、情報のクオリティにもばらつきが出てしまいます。

しかし今回のように、「○○というメーカーで○○○○という型番のエアコンのベトナムでの価格」のように、具体的なワードで調べると必要な情報をピンポイントで拾うことができます。

 

 

必要な情報を取得するためには、以下のことが重要だと感じました。

・取得したい検索結果を明確にする

・具体的な検索ワードをできるだけ多く用意する

 

インターネットで何かを調べる時、その情報が正しいのか間違っているのかを判断しなければならない「手間」がかかります。

この「手間」を省くためには、あらかじめ自分の得たい検索結果を設定し、できるだけ多くの検索ワードを使うことで、結果まで最短距離で行けるように不必要な情報をブロックするフィルターの役割を果たしてくれます。

 

つまり、検索内容を具体的に落としこめていればいるほど、検索結果に出た情報を「正しいか間違っているか」という基準ではなく、「必要か不必要か」という基準で判断することができるので、非常に効率的です。

 

インターネットの情報に行動を左右されるのか、行動を起こすためにインターネットを活用するのか、使う人の「検索力」、もっと言えば「論理的思考能力」が重要なのだと改めて感じました。

 

弊社のホームページの情報も、読んで下さる方々にとって「必要な」情報となれるよう発信していきたいと思います。