賃貸中のお部屋
コロナ真っ只中の昨年に取得した、ラトビアの物件の進捗をお伝えします。
2020年7月に購入し、オーナーチェンジ物件なので翌8月から早速賃料が入っており、テナントの入れ替わりもなく順調に運営できております。
利回りはネットで5%程度です。
賃料に関しては、毎月の送金だと手数料がもったいないため半年毎にまとめて送金していただいてます。
送金金額については、
1. 賃貸運営に関する賃貸管理料
2. 賃料収入に関する現地の税金
以上を全て引いた状態(つまり純粋な手残り額)で送金していただいております。
つまり、賃貸経営していく上でこちらでやることはほぼ何も無いです。
もちろん、日本での税金の納付や海外送金の準備などはこちらでやる必要がありますが、その他で特別にオーナーサイドで動くことと言えば、送られてくる半年分の収支の明細をチェックする程度です。
たしかに、単純に不動産賃貸経営という視点から見れば普通のことかもしれませんが、忘れてはならないのは、これが遠い海外にある物件ということです。
コロナ禍で自由に身動きが取れない、しかもヨーロッパという物理的に距離があるという、賃貸経営には一見ハードルが高く見える物件でも、以下の条件が揃えばたとえ海外であろうが不必要に恐れる必要は無いなと改めて感じました。
・信頼できるエージェントを見つけること
・しっかりとした需要があるエリアであること
・周辺環境の中で相対的にクオリティの低い物件でないこと
特に3つ目の物件のクオリティに関してですが、本物件を現地で見た時は「普通のアパートだな」というのが正直な印象でした。
ただ、住人の属性や周辺環境の利便性などを考えると需要は高いのだろうなと感じました。
物件のクオリティによる判断は、多少自分の感覚による好みなども反映してしまうこともあるので、多角的な視点から総合的に見極める必要があるなと、本物件を通じて勉強になりました。
また、コロナ前に視察に行って実際にエリアや物件を見ていたからこそ、現在のような海外に行けない状況下でも思い切った判断ができたのは事実です。
まだいつになるかわかりませんが、海外渡航が再開できるようになれば、世界各国チャンスのある場所に視察に行き、弊社の中核事業である不動産賃貸事業を展開していくうえで新たな学びを得たいなと考えております。
日本は少し出遅れていますが、ワクチンの摂取も世界的に進んでいるようですので、早く良いニュースが聞ける日を楽しみにしたいですね。