今回は、弊社が所有しているラトビアの物件に関してお伝えします。
2019年6月上旬、ヨーロッパの不動産を視察してきました。
できるだけ短い期間で、可能な限り多くの都市の不動産を視察できるスケジュールを組みました。
・日本からパリに飛び、パリ市内を視察。
・高速鉄道でパリからオランダのアムステルダムへ移動し、アムステルダム市内を視察。
・飛行機でアムステルダムからロンドンへ移動し、ロンドン市内の物件を視察。
・高速鉄道でロンドンからイギリスの地方都市・ルートンへ移動し、物件を視察。
・飛行機でルートンからラトビア・リガに移動し、物件を視察。
・リムジンバスでリガからエストニア・タリンに移動し、物件を視察。
・フェリーでタリンからフィンランド・ヘルシンキに移動し、ヘルシンキ市内を視察。
・ヘルシンキから日本へ帰国。
6カ国7都市を9日間で周るというそこそこタイトなスケジュールでした。現地のLCC (格安航空会社)や鉄道、バス、トラム、フェリーなど、様々な移動手段を使ったのは、不動産購入後の賃貸需要などを予測する材料として、できるだけ現地の人々が利用する交通機関を使いたかったからです。
リガ市内を走るトラム
タリン 〜 ヘルシンキを移動するフェリーの船内
上記のように様々な都市を視察し、魅力的な物件がいくつかありましたが、最終的にラトビア・リガのアパートメントの1室を購入しました。
主な理由は以下の3つです。
・ヨーロッパの他の国に比べ、首都にある物件としてかなり低価格であった。
・国として「安定、成熟」している。
・治安も含めた街の雰囲気が良い。
まず、ヨーロッパでは初めての賃貸経営となるため、できるだけリスクの低い物件でエントリーしたいという考えがありました。リスクの低さを前提とした賃貸運営を考える上で、先進国・低価格・治安の良さという上記3つの要素はとても重要でした。
イギリスやフランスなどの他のヨーロッパ諸国に比べると、ラトビアという国はマイナーな印象が強いかと思いますが、世界全体で見れば1人あたりGDPや経済成長率は共に上位に位置する先進国です。
実際に首都のリガを散策すると、街の中心に観光地として賑わう旧市街やオフィス街があり、その周りに住宅街が広がり自然も多い。
不動産に関しても、中心地から15分ほど離れると、日本の閑静な住宅街のような雰囲気の住宅地が広がり、戸建ても区分マンションもバランス良く建てられていました。もちろん都心にはワンルームアパートなどもあり、都会の機能と自然が程よく調和したコンパクトな設計で、とても暮らしやすい印象を受けました。
仲介エージェント会社さんから聞いていた高い賃貸利回りの実績データも、現地を視察して納得できました。
以上がラトビアの物件を選んだ理由です。
やはり現地に足を運んで自分の五感を通して納得するということは、まだまだ経験の少ない弊社としては海外不動産を取得する上で大事なプロセスかなと思います。
ラトビアもコロナの影響でロックダウンになるなど大変な状況の時もあったようですが、現状入居者も無事に住み続けてもらっています。
もしラトビアにご興味がある方は、ぜひ海外旅行先の候補に入れてみてください。
街の景観が本当に素晴らしいです!日が長くなり過ごしやすい気候の夏のシーズンが特におすすめです!
早くコロナが落ち着いて、また自由に海外に行ける日が来ることを願います。
最後に、購入した物件の目の前にある日本食レストランを紹介します。
リガの街にいくつかある日本料理店・・・オーナーが気になる・・・