明けましておめでとうございます。
2021年も早々に緊急事態宣言が出されるなど、まだまだ厳しい状況が続きそうですが、昨年の緊急事態宣言の時とは違い、それぞれ各自で自粛のあり方を見つけ出し、うまく危機を乗り越えようとするスタイルに切り変わってきているのかなと周りを見ていて感じます。
不動産業界全体に関する変化としても、リモートワークの増加や出勤頻度の減少により現在の住居より広い家に引越しを希望される方、都心よりも家賃が低い郊外への引越しを希望される方、思い切って遠く離れた場所への移住を希望される方など、全体的な移動が制限されている状況の中で「生活拠点の移動」を考え出した人が増えてきています。
ウイルスというネガティブなきっかけではありますが、各人が自分にとって最適なライフスタイルを改めて見つめ直す機会になっているのではないかと思います。
先日発表された「移住したい都道府県ランキング」にて、1位 沖縄県、2位 北海道、3位 長野県という結果が出ていました。前回の緊急事態宣言の時に神奈川県の湘南に人が増えたように、このような状況下で人工的な施設やサービスが低下すると、やはり人は本能的に海や山などの自然が多い場所に回帰したくなり、自然と共存することの心地良さを改めて実感しているのかなと自分自身の感覚も含め感じます。
厳しい状況でスタートした2021年ではありますが、少しでも明るい世の中に貢献できるよう尽力していきたいと思います。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。